★回収率100%を超える☆週末馬券生活

競馬歴は約10年。単複・中穴派でトータルの回収率は90%ぐらい。得意な競馬場は東京、中山、京都。競馬のレース予想、レース回顧をメインに書いていきます。たまに競馬界のことや競馬の思い出なども呟いていきます。目標は年間で回収率110~120%を本気で目指します。

2019年オークス 注目馬紹介③

オークス (GⅠ)

5/19 () 15:40発走

芝2,400m (左 外)

 

2019 オークス 注目馬紹介②

 

 

エールヴォア (松山騎手)

父:ヴィクトワールピサ

母:フィーリングトーン

馬主:佐伯由加里

調教師:橋口慎介

生産:社台コーポレーション白老ファーム

 

父譲りの雄大な馬体。

牝馬らしからぬ無尽蔵のスタミナ。

のちの牡馬重賞でも好走するメンバーたちを抑えて勝利したエリカ賞に、牡馬相手に圧巻の6馬身差をつけた阪神の未勝利戦。

特に未勝利戦の勝ち時計は2歳牝馬にとっては信じられない1.46秒台を計時した。

この時点ではとんでもない器の持ち主が現れたと騒然となったが、その後の成績は知っての通り。


改めて競馬の奥深さと難しさを感じさせる馬である。

そして、いつもブログやツイッターをご覧になられている方なら、この熱の入れようで薄々感づかれているとは思いますが(笑)

現時点での本命候補です。


まずこの馬の強さについて振り返ると、大きくは2つあると思っていて、

一つは外回りコースで特に顕著な、長くいい脚を使うところ。

未勝利戦は特に素晴らしかったけど、負けたとはいえアルテミスSの末脚もなかなか素晴らしかった。

(アルテミスに関しては進路がなかったのが非常に痛かった)

府中コースは全く問題ない。


そしてもう一つは先行力で、この馬は大型馬らしく実にスタミナが豊富で、このスタミナと先行力が上記の脚の長さと合わさって高いパフォーマンスを披露している。

勝ったレースはいずれも前目から後続の脚をそぎ落とす、あるいは長いスパートで結果的に相手が先にバテて後ろを寄せ付けない競馬。

こう言う競馬は強く見えがちで、この馬もそのせいで買いかぶられていたところは多分にある。


例えばアルテミスSは良い脚を使ったとはいえビーチサンバを差せずに、見た目ほどの伸びが最後になかったし、

エリカ賞を見るに、後続を完封したけど最後の1Fはかなりタイムを落としていて、この日の他のレースの時計と比べると結果的には物足りない。

(あくまで、この馬の未勝利戦のパフォーマンスを起点に置くとだけど)


このように、強さの反面、弱さも見え隠れしてこの馬の強さとは?とわからなくなる瞬間がある。


しかし未勝利戦は何度見ても圧巻の一言。

なぜこのようにパフォーマンスに差が出るのか?


まだ結論は出ていないが、

個人的にはこの答えのヒントになるのがフラワーCの走りだと思っている。

フラワーCはスタートがかみ合わず微妙な位置どりから。

道中も動くに動けずちぐはぐな競馬で、コーナーでも走りづらそうにしてこの馬のベストパフォーマンスからは程遠い内容。

その中で2着まで上がってきたのには正直驚いたし、このレースではっきりしたことが2つある。


一つは、小回りコースよりも大箱コースが合っていること。

これはまぁ大型馬だし予想通りっちゃ予想通りなんだけど、阪神外回りと中山コースだと走りが全く違う。

後述するけど特にコーナリングの時の走りが違っており、間違いなく中山は不向きだし、それは今後も課題となっていくはず。


二つ目はギアチェンジの不器用さ。

このレースの前々からかなり疑問というか、納得できないと思っていたのがこの馬の良いような、悪いようなギアチェンジ能力。

レースによってかなりのばらつきがある。


フラワーCの結果から立てた仮説は、瞬間的な加速、特にコーナリングがあまり得意でない、ということ。

残り600mからずっと追いっぱなしだけど、ようやく見た目にも伸びてきたのが直線に入ってから。

未勝利戦と比較してもわかるように、コーナーでの加速が少し苦手なんだと思う。

逆に直線では大型馬にしては驚くほどスムーズに加速できており(桜花賞でもそうだった)、加速が苦手なのではなく単純に不器用なのだという結論になった。


以上の点から、府中の、しかも長距離への舞台代わりはこの馬にとって願ってもない条件である。


まず第一に、得意な大箱コースでしかも直線が長い。これならギアチェンジもしやすくしかも長くいい脚を生かせる絶好の条件。

そして二つ目に、この馬の先行力を使ってレースをコントロールできれば強みのスタミナを活かしやすい。


懸念はコントラチェックの存在だろう。

テンはこの馬より速いし、スタミナも兼ね備えている。

コントラチェックに前を取られて必要以上にスローに落とされる展開は避けたいところ。

つまり瞬発力戦にはしたくない。

(コントラもある程度はそれを避けたいはずだけど)


まぁ桜花賞の末脚を見るに、その条件でもある程度は好走してくるんだろうけどベストではない。

個人的にここまでこだわるのは、オークスの条件がこの馬にとってあまりにも絶好の舞台であることに他ならない。


先頭を取りきって62秒ぐらいで入り、徐々に徐々に上げていってロングスパートするような展開に持っていければ、勝ちまで見えると思う。(ジャパンカップ天皇賞のキセキのような)

5F、もしくは6Fからの消耗戦がベスト。スタミナ比べになれば、現状この馬が一番強いかなと思う。

もしくは極端な話、追込み馬たちに全く競馬をさせないアエロリットのような超前傾競馬でもいいかもしれないけど、さすがにそこまでのリスクは犯せないか。


しかし、得てしてそのようなタフな競馬にならないのがオークス…実に悩ましい。

それに、桜花賞の末脚から陣営が今回は後方勝負を選択する可能性も…それだけは避けてほしい。

将来的に後ろからの競馬を習得する可能性もあるけど、現状は前目から出し切る競馬にした方が絶対に良さが出ると思う。



しかしここまで色々述べたけど、今更ながら強いような弱いような…実に強さがわかりづらい馬。


こういう馬を過去に見た中で一番記憶にあるのが…そう、あのキタサンブラック


キタサンブラックもこの頃は、強いような弱いような、なんともいえない強さを見せていた。(その証拠に、晩年までキタサンブラックは1番人気には決してならない、強いけど懐疑視される微妙な立場の馬だった)


キタサンブラックの強さが非常にわかりづらかったのは、器用貧乏である程度どんな競馬でもこなせるけど、これといった決定的な競馬を持っていなかったところ。

例えるなら通知表でオール4を取っていたような…いや、わかりづらいか。

それが年を重ねて完成されるにつれ、潤沢なスタミナとスピードを兼ね備えた、オール5に近い名馬へと成長した。


まだほんの予兆だけど、個人的にはエールヴォアはそれにちょっと近い雰囲気を感じる。

未勝利戦、フラワーC、そして桜花賞の競馬からも非凡な能力は明らかだし、実に多様な形の競馬で実力の片鱗を見せつつある。

逃げも先行もできるし、前走みたいに控えても良い脚を使える。

これからどんな成長曲線を描いていくかが、実に楽しみ。


一つだけ確信しているのは、この馬は10中8,9、どこかで大きいところを獲ると思う。

個人的にはそれは秋以降、特に4歳のドバイとかエリ女、もしくはジャパンCあたりかな、って正直思ってるけど。

ただ自分の相馬眼を信じて、ここは先行投資として重い印で買ってみたい一頭である。


いい意味で、人馬ともに期待を裏切ってほしいね。


 

シェーングランツ (武豊騎手)

父:ディープインパクト

母:スタセリタ

馬主:社台レースホース

調教師:藤沢和雄

生産:社台ファーム

 

この馬も実に取捨が難しい。

アルテミスを見たときなんかは、オークスはこの馬かもと思ったけど、そのあとは結果が伴わない。

しかも調教もあまり攻めれていないし、表には出ない問題を抱えているのではと疑いたくなってしまう。

特に今週の追い切りは非常に軽く、桜花賞のグランアレグリアを思い出した。

あの時もそれを見て最終的に切ったけど、結果は既知の通り。

これがあるから、藤沢厩舎の馬は信頼がおけないし買い時が本当に難しい。

なので、今回のこの馬は調教抜きで考えてみたい。


この馬の特徴としてはエンジンのかかりが非常に遅く、ただかかった後の速度は素晴らしい、という絵に描いたような追い込み馬。

アルテミスの末脚は素晴らしかったし、追えばまだまだ伸びそうに見えたので、2400mへの距離の延長は非常に良いと思う。

自然に10番手ぐらいの位置が取れ、例年の瞬発力勝負になれば一気に浮上してきて良い。

この馬が勝つイメージとしてはキズナのダービーのような形になるかなと思う。


が、いかんせんそれだけに展開に左右される。

それに位置を取りに行く競馬は折り合いを考えると現状は難しそうなので、枠順や位置どりなどいくらか恵まれる必要はありそう。


現状は買うとしてもヒモ、あとは馬場状態を見て考えたい。

走法や成績から、馬場が渋るのはマイナスだと思う。


 

ウィクトーリア (戸崎騎手)

父:ヴィクトワールピサ

母:ブラックエンブレム

馬主:シルクレーシング

調教師:小嶋茂之

生産:ノーザンファーム

 

ここに来て急上昇してきたのがこの馬。

おそらく、陣営の言葉を聞くにコントラチェックがいるため同型で少し力の劣る(と見ている)この馬にはノーチャンスと思っていてのあの発言だった思うけど、そういう意味で前走のあの競馬は本当に大きかった。

あれで一気に引き出しが広がったし、オークスへの欲も出たんだろうな、と。


とは言え前走は恵まれた側面も否めず、やはり桜花賞組と比較するとレベル的には少し劣ると思う。

抽選対象だけど外外から惜しい競馬をしたフェアリーポルカも強敵になるし、ジョディーやシャドウディーヴァとも大きな差はない。

なので、今回勝つためにはあの時以上に恵まれた展開になる必要がある。


この馬もエールヴォアと同じく器用貧乏である程度どんな競馬でもこなすセンスがあるけど、ポテンシャルという意味ではエールヴォアに軍配が上がると思っている。

特に鞍上もきわめて高いレベルで器用貧乏な男(褒め言葉)なので、なかなか平均点より高い騎乗というのは望みにくい。

そうなると馬券内はあっても、一発はどうか?という評価に落ち着くかと思う。


なので、まずはヒモ候補だと思っている。

内枠を取れれば少し浮上させるかも。


 

 


 

 

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