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競馬歴は約10年。単複・中穴派でトータルの回収率は90%ぐらい。得意な競馬場は東京、中山、京都。競馬のレース予想、レース回顧をメインに書いていきます。たまに競馬界のことや競馬の思い出なども呟いていきます。目標は年間で回収率110~120%を本気で目指します。

2018年菊花賞【出走馬考察】エタリオウ

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エタリオウ (騎手:M・デムーロ)

ダービーは後方から追い上げ惜しくも4着

去年の勝利騎手デムーロと共に今度こそ1着なるか?

 

現在の想定オッズで1番人気に押されるこの馬から考察に入りたい。

 

血統:

父:ステイゴールド

母:ホットチャチャ

母父:Cactus Ridge

 

ステイゴールド×ストームキャット系は今回の出走馬の1頭であるシャルドネゴールドと同じで、ストームキャットを絡めるのは最近流行の配合の一つ。

ステイゴールドは言うまでもなく、母はQエリザベス二世の勝ち馬で、長距離に適性のある血統。

現在の京都の馬場は例年に比べて非常に時計が掛かっておりパワーが必要な馬場状態であるため、父ステイゴールドには非常に良い材料。

血統的にはここでも十分いい勝負が出来るだろう。

 

コース適性:

京都では2戦しており1-1-0-0。

非常にズブくエンジンのかかりが遅いタイプなので、3コーナーの下りから加速していける京都は非常に合うイメージ。

今回と同じ外回りの2400m戦を経験しているのは好材料だが、その時は出遅れたのもあるがメイショウテッコンに逃げ切りを許しているのは気がかり。

出遅れ癖もあるために、どれだけ克服できてくるかがカギになる。

 

展開:△

どうしても後ろからの馬になるため、展開に左右されてしまうのは仕方ない。

特に菊花賞は中盤でペースが大きく緩む傾向が強いため、ここで後方で内に包まれるようだと苦しい。

まぁ騎手の中では仕掛けの意識が強いデムーロなので、そこはあまり心配いらないかもしれない。

また追い込み馬などで力を出し切るレースが得意な騎手だけに、こういうタイプの馬は非常に合っていそう。

 

ここからは前走以前のレースからこの馬のパフォーマンスについて振り返りたい。

 

日本ダービー 13人気4着 2:23:8 (3F 33.5)

60.8-58.3 スローペース

12.7-11.0-12.3-12.4-12.4-12.3-12.2-12.0-11.7-11.2-11.2-12.2

 

スローペースの決め手勝負の中、後方から一気に押し上げて最後はコズミックフォースと接戦を演じて4着に入った日本ダービー

ボウマンがレース後に「こんなに脚があるのを知ってたら、もっと位置を取りに行って勝負しに行ったらよかった!」と悔しがってたぐらいで、他の追い込み馬も軒並み下位に沈んでいることからも相当強いレースをしたのは間違いない。

 

ただし、このレースはラップを見てもわかるようにスローペースから仕掛けが速い最後の4Fのスピードの持続力戦。

エンジンのかかりこそ遅いがかかってから強いこの馬にとっては悪くない展開で、最後の1Fで先行勢がラップを落とした中で一気にバテ差してきた。

この馬にとっては出し切りたい競馬をしたいので、このダービーのようなスピードの持続力戦が要求されるレース展開が望ましいだろうと思う。

 

神戸新聞杯 3人気2着 2:25:7 (3F 33.9)

61.9-58.7 スローペース

13.0-11.2-12.5-12.5-12.7-12.5-12.5-12.3-11.8-11.2-11.3-12.1

 

神戸新聞杯もダービーとよく似たラップ推移と展開だった。

スタートはほぼ5分に出るも進んでいかず最後方から。

道中も後方をゆったりと進んで4角手前から仕掛けて上がっていき、最後の1Fで一気に先行勢をバテ差してきて、惜しくも2着となった。

このように早めの仕掛けからスピードを持続させる展開には非常に強く、最後の最後まで脚を使ってきてくれる。

調教師や騎手が「もっと長い距離でこそ」と言っているのはこのイメージが強いからなんだろうなぁ、と強く思うし実際にそうなんだと思う。

菊花賞は過去10年の傾向でも言った通り、上記のようなスピード持続力勝負にもなりやすいため、この馬の好走の下地は整っている。

 

ゆきやなぎ賞 2人気2着 2:27:0 (3F 34.5)

62.7-58.6 スローペース

12.7-11.2-12.5-13.1-13.2-12.9-12.8-12.7-11.5-11.5-11.1-11.8

 

個人的に気になった敗戦レースも振り返っておきたい。

まだ本格派前のゆきやなぎ賞だが、中盤でレースを進めてサトノワルキューレが3角で後方から一気に押し上げるのを見て連れて上がっていった。

4角では外から先頭に立っていたが、最後はサトノワルキューレに刺されて2着に敗れた。

このレースでは掛かり気味なのをなだめつつ、サトノワルキューレにつつかれて進まざるを得なくなり、最後は勝ちに行った分甘くなってしまったが、内容が濃くこの馬のことがわかる良いレースだったと思う。

まずラップを見てわかるようにラスト4Fから一気に加速して、更にラスト2Fで最速ラップで10秒台の脚を要求されている。

前述したように勝ちに行ってこそ最後に甘くなったのと、牝馬の切れ味に負けたという感じだが長くいい脚を使ってきておりスピードの高いレベルでの持続力を見せていた。

一方で最後の直線はずっと内に刺さり続け、最後は内ラチ近くまで斜行してしまっていた。

神戸新聞杯でも同様の癖を見せており、かといって左回りのダービーの時は外側に斜行しており(ボウマンは騎乗停止処分)、非常に乗り難しさを感じる馬である。

特に神戸新聞杯ではデムーロが強制しようと右ムチを入れても全く効果がなかったこともあり、この辺が騎手にどういう心理影響を与えるかは興味深いところ。

他にも出遅れ癖や掛かり癖があるが、デムーロは前走「掛かるどころか全然進んでいかない!」と語っているし、まだ手の内に入れきっていないようにも思われる。

 

最後に

菊花賞という舞台はこの馬にとって間違いなく合うし、おそらくこの馬の強みを生かせる展開になる可能性が高いと思う。

ただし、同じスピードの持続力を強みとするタイプで、エポカドーロやメイショウテッコン、アフリカンゴールドなどは序盤の位置取りを難なく取れるという意味で非常に強敵になるだろう。

またこれらの馬が菊花賞特有の中盤のゆるみを発生させない、淀みない逃げを打った場合は、スローペースで強さを見せてきたこの馬が今までのパフォーマンスをキープできるかはやってみないとわからない。

 

結局のところ、8戦して1勝という実績が語るように、展開の助けが必要なのは間違いない。

一方でその強さにも疑いはなく、3000mの舞台で一気にパフォーマンスを上げてくる可能性もまた十分にある。

 

実力はあるだけに、コーナー6回の京都3000mという長丁場をいかにスムーズに進んでいけるかがこの馬にとっての至上命題となるだろう。

現状では本命ではない…が、ギリギリまで悩みたい1頭。

 

 

 

 

 

 

 

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